私がコラット猫に魅了された理由 Korat Cat

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日本ではタイ猫というとシャム猫(サイアミーズ)を思い浮かべる方がほとんどかと思います。

コラット猫はシャム猫とは同じタイ原産の猫にも関わらず、正反対の性格、気質を持っているといっても過言ではありません。

いま4代目のコラット猫と暮らしていますが、多くの方々にコラット猫について知っていただくきたく、性格や特徴、伝統や歴史についてご紹介していきます。

名前の由来

コラット猫はタイ王国ナコーンラーチャシーマー県のピマーイ郡がコラット猫の発祥の地といわれています。

コラットは、バンコクから北東へ約260キロメートルにあるナコーンラーチャシーマー県の通称のことです。

それ以前はブルーサイアミーズとも呼ばれていました。

ナコーンラチャシーマー県はピマーイやパノムワンなどクメール王朝(現在のカンボジア)時代の貴重な遺跡群や、バーン・プラサートで発掘された先史時代の墳墓などが有名です。

一方、県西部には世界自然遺産のカオヤイ国立公園が広がっていて、象、シカ、ホエジカといった野生動物、サイチョウなど希少な野鳥が生息しています。

(コラット訪問記)

コラット猫の特徴

コラット猫は短毛種で、ハート型の頭、大きな緑色の目が特徴的です。前脚は後ろ脚よりも短いです。毛色はシルバーブルーでシングルコートです。毛先が青灰色をして全体が銀色にみえます。ビロードのような手触りの皮毛を持っています。

体格は見かけのサイズの割には体重が重く感じる詰まった感じの筋肉質ボディーを持ちます。

知的で遊び心のあるアクティブな猫で、飼い主との強い絆を形成する能力があります。

寂しがりやな性格のため、留守番させると大きな声で鳴くことがあります。コラット猫を飼う場合にはペア飼育することをおすすめします。

他の猫種と比べて成長速度が遅く、生後4年くらいかけてゆっくりと成猫になる感じがします。

コラット猫は自然発生種であり、最も古い安定した猫の品種の1つであり、何世紀にもわたって外観が変わっていない数少ない品種の1つと言われてます。

成猫の目はペリドットグリーン色ですが、子猫の目はブルーグリーン色、琥珀色、またはゴールド色で、生後2〜4年で徐々に変化します。

タイの人々との絆

コラット猫の歴史はアユタヤ王朝時代(西暦1350年から1767年)まで遡り、タムラーメオ Tamra Maew に記載があります。

Tamra Maew

タムラーメオはタイ国立図書館とタイ国立博物館に保管されています。

コラット猫は「幸運の猫」とされていることから、幸せをもたらす象徴として新婚夫婦や高貴な身分の方にペアで贈る習慣が伝統となっていました。 最近まで、コラットは販売されておらず、贈り物とされてました。

また、毛色は雨雲の色、目は蓮の上に落ちた水滴と例えられるように、農耕社会とも深く関わって雨乞いの儀式などに用いられていました。

タイ人はコラット猫のことをはシーサワット สีสวาด、コラート โคราช、マレー มาเลศ、と呼びます。

サワットとはナンテンカズラ(南天蔓)のことで、シーサワットとは「サワットの種子の色」を意味しています。

(ナンテンカズラの写真)

タイではコラット猫の切手

タイのプロサッカーリーグのナコンラチャシマーFCの愛称はサワットキャットです

Nakhonratchasima Football Club
สโมสรฟุตบอลจังหวัดนครราชสีมา