三毛猫がオスになる確率は？
三毛猫のオスが生まれる確率は3万分の1、0.03%
ほとんどの場合、オスの三毛猫は生まれつき体が弱かったり、生殖能力が機能しなかったりといった症状が見られることが多い。
オス三毛猫のメカニズム
メス猫の性染色体は「XX」
黒と茶色の2色に白が加われば、三毛猫が生まれるのは珍しくない。
オス猫の性染色体は「XY」
黒か茶色のどちらか一方しか現れず、それに白が加わっても黒白あるいは茶白の2色の毛色になるだけ。
オス三毛猫は染色体異常によってX遺伝子が一つ増えた「XXY」という非常に特殊な性染色体を持っている。（クラインフェルター症候群）
三毛猫の毛色を決める遺伝子と染色体の関係について
猫の毛色を決める染色体のうち、オレンジ色の発現遺伝子であるO遺伝子は、性染色体のひとつであるX染色体に存在している。
このO遺伝子は、「OO」「Oo」の組み合わせにならないとオレンジ色を発現しない。
O遺伝子はX染色体に存在するため、オレンジ色の毛を生み出す「OO」「Oo」になるためには、染色体の組み合わせが「XX」である必要がある。
